前作がすごくおもしろかったので、迷わず手にした本作。
しかし、読み切るには時間がかかりましたー。

余裕がないと読めないんですよね、この手の本は。難解な用語も多いし、そのくせ一気に最後までたどり着きたいし。ええ、どうなるかとハラハラ感が募ってくると寝食を忘れて読みたくなりますよ。

ということで、代休の今日。外出を控える代わりに一気に読破しました。


今回はアランの死というショッキングな出来事から始まりました。しかし、それがこのハゲタカ□の大きな底流となり、さらには次へのつながりにもなっています。このあたり、ホントうまいなぁと思いました。
アランの死によって揺らぐ鷲津がさらに魅力的になっていくのです。いや、この魅力的というのはかっこよさとイコールでないのですがね。

さて、本筋である企業買収は上巻では『鈴紡』、下巻では『曙電機』となっています。ま、現実の会社が想起されるネーミングであるところも、なかなか読み手心をくすぐります。

上巻は日本政府が、下巻では日本の総理大臣だけでなくアメリカ大統領までが登場するスケールの大きな話になりましたが、やっぱり心惹かれたのは『誰かを思い、そのために一生懸命になる人々の姿』でした。


真摯に仕事に取り組むとは…?ということも改めて考えさせられました。


やっぱりドラマや映画も見たくなりました。